変更がバンドリングされている場合、保健当局は特定の変更を却下することがあり、また組織が一部のアクティビティを実施しないと判断します。分割ウィザードを使用すると、ユーザは承認済みの変更から未承認の変更を分割することができるため、承認ステータスのグローバルな追跡可能性が確保されます。
Note: この機能は、RIM Registrations Vault でのみ使用でき、使用前に設定する必要があります。詳細は、バンドリングおよび分割の設定でご確認ください。
規制項目の分割方法
バンドルされた規制項目を分割するには:
- アプリケーション > 規制項目に進み、分割したい規制項目を指定します。
- その項目のアクションメニューで、規制項目の分割を選択します。お使いの Vault の設定によってラベル表示が異なる場合があります。特定のアクティビティにアクションが表示されない場合、そのアクティビティは許可されたライフサイクル状態にない、あるいはアクションラベルセキュリティによってアクセスが制限されています。
- 規制項目の定義ページで、新しい規制項目の名前を入力し、既存のアプリケーションを選択します。次に、新規の規制項目レコードに関連付けるアプリケーションを選択します。次へをクリックします。
- 関係の選択ページで、既存のサブミッションから分割したい関係タイプを選択します。次へをクリックします。
- 関係の定義ページで、既存のサブミッションから分割したい特定の関係を選択します。次へをクリックします。
- レジストレーションの選択ページで、規制項目を分割することで影響を受けるレジストレーションを選択します。ソース規制項目レコードと選択したレジストレーション間の関係を削除したい場合は、グリッド上にあるチェックボックスを選択します。次へをクリックします。
- サブミッションの定義ページで、新規サブミッションレコードの作成チェックボックスを設定して新規のレコードを作成し、新規サブミッションの詳細を入力します: 提出タイプ、サブミッションの名前、および提出タイプ。新しい規制項目に基づいて、申請番号が自動的に選択されます。サブミッションを作成したくない場合は、次へをクリックします。
- アクティビティの選択ページに、当初の規制項目に関連する、フィルタリングされたアクティビティが一覧表示されます。新しい規制項目に関連付けたいアクティビティを選択します。ウィザードを完了すると、Vault は、選択したアクティビティレコードの関連サブミッションと規制項目のフィールドを更新します。
- 任意の作業: ページの上部にある上記で選択したすべてのアクティビティについて新規アクティビティレコードを作成して分割データを追跡するチェックボックスを選択します。これにより、Vault は、既存のアクティビティレコードを更新するのではなく、選択したアクティビティのコピーを作成し、それらを新しい規制項目に関連付けることができます。
- 次へをクリックして続行します。
- 概要ページで、分割アクションが行う変更を確認します。選択が正しい場合は終了をクリックします。変更が必要な場合は、戻るをクリックするか、左のパネルに表示してある手順を使用して過去の手順をクリックします。
- 分割処理が完了したら、Vault からシステムメッセージが送信されます。システムメッセージページまたはメールから、CSV の結果ファイルをダウンロードして、正しいアクションが行われたかを確認することができます。
分割ウィザードを実行した後は、処理が完了するまで、同じ規制項目レコードからウィザードを再開することはできません。これにより、Vault が重複したレコードを作成してしまわないようにします。
分割グリッドでの作業
分割ウィザードには、必要なレコードを簡単に見つけて選択できるグリッド領域があります。これらのページ上のグリッド領域で行えること:
- ドラッグして、列の幅および行の高さを調整します。
- アクションメニューから列の編集を選択して、グリッドの列を更新します。
- フィルターを適用または削除します。
- 検索バーを使用して、特定のレコードを検索します。
- チェックボックスを使用して、個々のレコードを選択または選択解除します。
- 複数のレコードを選択できるページですべてを選択を使用して、利用可能なすべてのレコードを選択します。
グリッドでレコードを選択した後に検索またはフィルタを適用すると、検索またはフィルタリングの結果に一致しないレコードも選択されたままになります。現在選択されているレコードの合計数は、グリッド上に表示されます。
監査証跡
バンドルされた規制項目を分割する場合、Vault は、影響を受けるオブジェクトレコードの監査証跡に行われた各変更を含めます。
関連権限
分割ウィザードを使用するには以下が必要です:
タイプ | 権限ラベル | 制御 |
---|---|---|
セキュリティプロファイル | オブジェクト: アクティビティ: 編集 | バンドリングアクションを開始するためにアクティビティレコードアクションにアクセスする権限; 分割アクション中にアクティビティレコードを修正する権限 |
セキュリティプロファイル | オブジェクト: 規制項目、サブミッション: 作成、編集 | ウィザードアクション経由で新規レコードを作成しレコードを編集する権限; 規制項目とサブミッションのオブジェクトに必要 |
セキュリティプロファイル | オブジェクト: 基本規制項目、基本サブミッション、基本関連サブミッション: 参照 | 分割ウィザードへのアクセス権限; 基本規制項目、基本サブミッション、基本関連サブミッションのオブジェクトに必要 |
Note:: 組織が規制項目オブジェクトの規制項目の分割アクションにアクションレベルセキュリティを設定している場合は、このアクションに必要とされるアクセス権限が必要です。