レジストレーション履歴レポートを使用すると、レジストレーション関連の監査証跡データの表示を生成して規制要件に対応することができます。このレポートを使用して、グローバルなすべてのレジストレーション変更履歴を表示したり、市販後医薬品安全性監視マスターファイル (PSMF) のレジストレーション履歴付録を生成することができます。
レジストレーション履歴レポートは、特定の日付範囲のレジストレーションレコードのグループ、または単一のレジストレーションの全履歴を対象にすることができます。レポートを生成する場合、Vault はレジストレーションレコード全体の監査証跡および Microsoft Excel™ ファイルの関連登録済み詳細レコードから情報を収集します。レジストレーションおよび登録済み詳細が登録済み詳細の管理ウィザードから更新された場合、Excel ファイルにも関連規制項目レコードについての詳細が含まれます。
Note:: この機能は、RIM Registrations Vault でのみ使用できます。
レジストレーション履歴レポートの生成
特定の日付範囲のレジストレーション履歴レポートを生成するには:
- レポートタブに進み、レジストレーションオブジェクトを主たるレポートオブジェクトとして新規レポートを作成するか、既存のオブジェクトを開きます。
- レポートのアクションメニューで、レジストレーション履歴レポートを選択します。このアクションのラベルは Vault によって異なる場合があります。レポートにレコードが含まれない場合は、このオプションは表示されません。
- ダイアログで、レポートのレジストレーション履歴日付範囲を選択します。レポートの日付範囲は 120 日以下である必要があります
- 履歴の取得をクリックします。
- Vault が非同期的にレポートを生成し、完了すると Excel ファイルをダウンロードするためのリンクを記載したシステムメッセージを送信します。
単一のレジストレーションに対するレポートの生成
単一のレジストレーションに履歴レポートを生成することもできます。Vault はレポートにそのレジストレーションの全履歴を含めます。単一のレジストレーションに履歴レポートを生成するには:
- レジストレーションレコードに進みます。
- アクションメニューで、レジストレーション履歴レポートを選択します。
- Vault が非同期的にレポートを生成し、完了すると Excel ファイルをダウンロードするためのリンクを記載したシステムメッセージを送信します。
レジストレーション履歴レポート Excel ファイルについて
レジストレーション履歴レポート Excel ファイルには 2 枚のシートが含まれます:
- 表紙シートには、レポートが生成された日付、リクエストしたユーザ、ソース Vault、および日付範囲が含まれます。
- レジストレーション履歴レポートシートには、監査証跡のフィールドおよび各レコードのフィールドがオブジェクト別にグループ化された状態で含まれます。各オブジェクトグループに含まれるフィールドは、管理者の設定によって異なります。関連データが存在しない場合、Vault にこのシートは含まれません。
関連権限
レジストレーション履歴レポートを生成するには、セキュリティプロファイルに以下の権限を含める必要があります。Vault には、生成された Excel ファイルに表示できるレジストレーションレコードおよびフィールドのみが含まれます。
タイプ | 権限 | 制御 |
---|---|---|
セキュリティプロファイル | アプリケーション: RIM レジストレーション: 一括レジストレーション履歴レポート | 特定の日付範囲のレジストレーション履歴レポートを生成する権限。 |
セキュリティプロファイル | オブジェクト: レジストレーション: 参照 | レポートのレジストレーションレコードを表示する権限。 |
セキュリティプロファイル | オブジェクト: 規制項目: 参照 | レポートの規制項目レコードを表示する権限。 |