Vault File Manager for Windows™ は、サブミッションフォルダまたは ZIP ファイルを Vault のサブミッションレコードに効率的にインポートする方法をユーザに提供します。管理者が Vault File Manager を設定してこの機能を有効化すると、ユーザはサブミッションのインポートを開始することができるようになります。
Note: この機能は、RIM Submissions Archive Vault でのみ使用できます。Vault File Manager は Windows™ バージョン 7 以降に対応しています。Windows™ 7 ユーザが Vault File Manager を使用する場合は Visual C++ Redistributable for Visual Studio 2015 をインストールすることをお勧めします。
Vault File Manager の設定
Vault File Manager クライアントが使用できるように Vault を設定すると、Vault File Manager からのサブミッションのインポートを有効化することができます。詳しい指示は Vault File Manager の設定をご確認ください。
Vault File Manager からのサブミッションのインポートを有効化する
Vault File Manager クライアントが使用できるようにお使いの Vault の設定ができたら、File Manager を使用したサブミッションのインポートを有効化して、詳細設定を行う必要があります:
- 管理者 > 設定 > アプリケーション設定ページに進み、File Manager からサブミッションのインポートを有効化するのチェックボックスを設定します。
- ユーザが Vault File Manager からサブミッションファイルをインポートするすべてのアプリケーションオブジェクトタイプにアプリケーションフォルダ名を追加します。このフィールドにアプリケーションレコードの名前を自動で入力するようにオブジェクトフィールドのデフォルトを設定することが推奨されます。このフィールドが、アプリケーションオブジェクトタイプに設定されていない場合、またはアプリケーションレコードで入力されていない場合には、サブミッションフォルダのインポートができません。
- すべてのサブミッションオブジェクトタイプにパッケージ ID のアップロードフィールドを追加します。
- すべてのサブミッションオブジェクトタイプにアップロードのキャンセルオブジェクトアクションが利用できることを確認します。管理者 > コンテンツ設定 > オブジェクト > サブミッション > オブジェクトタイプに進み、アクションをクリックしてサブミッションオブジェクトタイプにこのアクションを追加します。
ユーザ権限の付与
ユーザは、Vault File Manager からサブミッションをアップロードし、クライアント内でアクションを実行するために複数の権限が必要です。関連するセキュリティプロファイルに以下の権限を追加します:
- アプリケーション: RIM Submissions Archive: File Manager からのインポート。この権限があると、ユーザは Vault File Manager からサブミッションファイルをインポートすることができます。Vault File Manager からインポートするにはSubmissions Archive: インポート権限も必要ですが、アプリケーション: ファイルステージング: アクセス権限は必要ありません。
- オブジェクト: サブミッション: オブジェクトアクション権限: アップロードのキャンセル: 表示、実行。この権限があると、ユーザは Vault File Manager からのサブミッションファイルの直接アップロードをキャンセルすることができます。