時系列クエリでは、単一のレポートでアプリケーションオブジェクトレコードを時系列に表示することができ、Vault から抽出された複雑なデータに関するビジネス上の重要な洞察が得られます。

また、マルチパスレポート機能を使用することにより、サブミッション、規制項目、コミットメント、および通信文書をアプリケーションに関連付けて、すべてを日付順に表示できるアプリケーション時系列レポートを設定することもできます。組織がこのレポートを使用すると、アプリケーションに関連するすべての情報を時系列に整理した状態で表示することができます。詳細は、アプリケーション時系列マルチパスレポートの設定をご覧ください。

時系列クエリを有効化するには

RIM Vault でこの機能を使用できるように Veeva サポートに依頼してください。

時系列クエリを設定するには

Veeva サポートがこの機能を有効化すると、管理者 > 設定 > アプリケーション設定から時系列クエリの設定を更新することができます。時系列レポートクエリを設定するには以下の設定を使用します:

  • サブミッションオブジェクトサブミッションオブジェクトからデータフィールドを選択します。この選択は、時系列レポート用に返される CSV のサブミッションレコードのソート順序を制御します。ソートは、常に一番新しい日付を最初に、一番古い日付を最後に表示します。
  • コミットメントオブジェクトコミットメントオブジェクトから日付フィールドを選択します。この選択は、時系列レポート用に返される CSV のコミットメントレコードのソート順序を制御します。ソートは、常に一番新しい日付を最初に、一番古い日付を最後に表示します。
  • ドキュメントタイプ:ドキュメントタイプを選択します。Vault は、クエリー結果に特定のドキュメントタイプを持つドキュメントのみを含めます。ユーザが選択するドキュメントタイプは、アプリケーションオブジェクトを参照するドキュメントフィールドを最低 1 つ以上必要とします。
  • アプリケーションフィールドアプリケーションオブジェクトを参照するドキュメントフィールドを選択します。Vault はこのフィールドを使用して、ユーザがクエリーをトリガーしたアプリケーションに関連するドキュメントはどれかを決定します。
  • ソート用日付フィールド:選択されたドキュメントタイプに日付タイプのドキュメントフィールドを選択します。Vault はこの日付フィールドを使用して、古い順の時系列クエリを要求します。