RIM Registrations Vault には、一時的に Vault が特定のオブジェクトレコードの作成または更新を自動で行わないようにできる設定が含まれます。これにより、Vault ローダまたは Vault API を使用したデータ移行がスムーズになります。例えば、このチェックボックスの選択が解除されると、ユーザが規制項目レコードを読み込んだり、移行した場合でも、Vault は自動的に国決定詳細レコードを作成しません。

RIM Registrations Vault Java SDK のトリガーを一時停止するには

RIM Registrations Vault Java SDK レコードのトリガーは、Vault で自動的に有効化されます。これらを一時的に停止して Vault の移行中にレコードが自動生成および自動更新されないようにするには、管理者 > 設定 > アプリケーション設定に進み、Registrations SDK トリガーを実行するチェックボックスの選択を解除します。通常のビジネスオペレーション中にこの設定をオフにすることは推奨されません。

RIM Registrations レコードトリガーについて

RIM Registrations Vault はいくつかの Vault Java SDK レコードトリガーを使用して、特定のレコードを自動的に作成または更新します:

  • 国決定詳細レコード: ユーザが規制項目レコードを作成すると、Vault は規制項目レコードによって参照されるアプリケーションに関連付けられたごとに 1 つの国決定詳細レコードを作成します。
  • 国決定詳細数フィールド: 規制項目レコードの国決定詳細数フィールドは、関連する国決定詳細レコードを Vault が作成、またはユーザが削除するたびに自動更新されます。これにより、Vault は現在のレコード数を取得することができます。
  • 投与された製品レコード: ユーザがそのまま投与オブジェクトタイプの投与された製品オブジェクトレコードを作成した場合、Vault は関連する製品バリエーションレコードの有効成分および添加剤のデータを新しい投与された製品の有効成分および投与された製品の添加剤レコードにコピーします。
  • 最新のサブミッション済みフィールド: Vault は製品データサブミッションレコードの最新のサブミッション済みフィールドを使用して、最新のサブミッション済み製品レポートツリーをトラッキングします。製品データサブミッションレコードがサブミッション済み状態に入ったら、Vault は最新のサブミッション済みフィールドを「はい」に設定します。
  • アプリケーション規制項目レコード: ユーザがアプリケーションフィールドに入力した新規の規制項目レコードを作成すると、Vault は、アプリケーションおよび規制項目の固有の組み合わせごとに、関連するアプリケーション規制項目レコードを 1 つ作成します。ユーザが既存の規制項目レコードのアプリケーションフィールドを更新すると、Vault はアプリケーション規制項目レコードの値を更新します。