目次 (TOC; Table of Contents) ドキュメントを作成する時、Vault がテンプレートドキュメントから取得し、TOC コンテンツプラン品目レコードの同じセクションまたは子孫セクション内の各コンテンツプラン品目レコードのコンテンツプラン階層と一致したドキュメントに基づいて解決する特定のトークンを追加できます。

サポートされるトークン

Vault は、目次ドキュメントに対して以下のトークンをサポートします:

  • tocname: これにより、コンテンツプランオブジェクトとコンテンツプランアイテムオブジェクトの両方に存在する任意のフィールドを追加できます。例: ${tocname.title__c}
  • toctarget: これにはコンテンツプランアイテムオブジェクトに存在するすべてのフィールドが含まれます。例: ${toctarget.edl_item__v.file_name__c}

Vault は、目次の各リスティングを、対象の場所に移動する Microsoft Word ウェブリンクに変換します。どちらのトークンも小文字と大文字の形式をサポートしています。必要に応じて、未解決の TOC トークンを保持したバージョンの未修正のソースファイルをダウンロードすることができます。

ブックマークパラメータについて

tocname トークンはブックマークパラメータをサポートしており、このパラメータを使用すると、一致したドキュメントからブックマークを取得することができます。例えば、すべてのブックマークのリストを返すには、${tocname.name__v:bookmark(text=)}を指定します。Vault がこのトークンをレンダリングすると、ブックマークのタイプ (図、表、目次など) に関係なく、目次にすべてのブックマークが一覧表示されます。

ドキュメントから表の一覧を返すには、${tocname.name__v:bookmark(text=”表”)}を指定します。このトークンレンダリングのプロセスは、一致したドキュメントを検索し、テキストで始まるブックマークのリストを返します。Vault がこのトークンをレンダリングすると、目次には表のブックマークのみが表示されます。

トークンの詳細

トークンを追加する際は、以下の点に留意してください:

  • トークンは、.DOCX テンプレートドキュメントに追加する必要があります。
  • 両方のトークンを一緒に使用する必要があります。
  • トークンは、2 列 1 行の表に入っていなければなりません。トークンは、同じ行の中の別々のセルに入っている必要があります。ヘッダー行は含まれていてもかまいません。
  • テンプレートドキュメントには、1 組のトークンだけを含める必要があります。
  • テンプレートドキュメントには、Microsoft Word のスタイルを含めることができます。

テンプレートファイル例

TOC トークンの使用方法について詳しくは、以下のサンプルテンプレートファイルをダウンロードしてご覧ください。